ハンドルの高さを変えてみたい!【アヘッドタイプ】

初めてスポーツバイクを御購入された方で

  『なにかハンドルの高さがしっくりとこない』 と

    感じるお方も少なくはないと思います。

重要な保安安全部品ですので自転車店に御依頼されるべき部位ではありますが‥

   危険な状態にしてしまい 当店に御持ち込みになる場合も時々見かけますのでアップします。

 

高さ調整1.jpg

←【画像クリックで拡大します】

この形状のタイプがアへッドタイプです。

【以前主流だったのはスレッドタイプと言いまして、現在はクロモリロードなどに少数ありますが、今はコチラが主流です】

 

 

 

   アヘッドタイプはステムの下側のスペーサを上側に移動することでハンドル高さが変わります。

 

注 : 上記画像は 私のバイクでして スペーサーは一枚しかありません。これは特異なケースで通常は何枚か入っておりますので、 そのスペーサーを入れ替えます。

 

 まずBのボルトを緩めます。 その後にAのボルトを緩めて ドンドン緩めトップキャップごと外します

  【Bのボルトは緩めるだけ

高さ調整6.jpg

 

←そうすると ステムがコラムから抜けますので

 ステム下のスペーサーを上に移動すれば

    ハンドルが下がり

 ステム上のスペーサーを下に移動すれば

    ハンドルは上がります

 

あくまでスペーサーは移動するだけで

  外したスペーサを廃棄してはいけません。

最初に付いていたスペーサーの総数は変えません

                位置を変えるだけです。

 

高さ調整2.jpg

 

←ステムを戻した時は その上端はこんな風になっています

  【カーボンコラムの場合はこの突き出しが最低2mmないとコラムが割れる可能性がありますのでご注意下さい】

 

このままで トップキャップを取り付けても

  ヘッドパーツをまったく圧縮できませんので

 

 

 

      高さ調整3.jpg         

 

←先ほど外したスペーサーを上側に嵌めます

  そうすると 

 

  スペーサー上端と コラム上端には段差が生じ

    引きしろ が確保されます。

 

最低3mmはあるはずです。

 

 

高さ調整4.jpg

 

← この状態はダメです。

もし こうなったら スペーサーを新たに御購入され

  引きしろを確保しないといけません。

 

 

高さ調整5.jpg

 

←この状態は アルミコラムの場合

  ギリギリ使える範囲ですが

 カーボンコラムでは破損につながる可能性があります

 

 

 

高さ調整1.jpg

 

←さあ 今度は取付締め付けです。

【参考の画像は自己責任で上部スペーサー無しです】

 

 

                                     

       必ず先に Aのボルトを締めます。

       Aのボルトを締めると ヘッドパーツのベアリングが圧縮され

                  その圧縮適正ならば 滑らかなハンドリングであり

 

過大なら ハンドリングはゴリゴリ。  過小なら ガタガタします

 

【トップチューブに跨り両手でハンドルを持ち、前ブレーキを握りバイクを前後に揺すった時にガタを感じた場合は締め付け不足です】

 

     レンチを手のひらで持ち、 手首の捻りでグググッと回す感触です。

        Aのボルトを締めたあと ハンドルとタイヤを直角に合わせます。

 

 最後にBのボルトを締めて 完了です。

  2本あるBのボルトは 交互に3回位に分けて締めます。

   片側だけ先に本締めしてはいけません。 均等に締めます。

     このボルト あまり強く締める必要はありません 

      ハンドルがズレなきゃいい くらいの気持ち。

  特にカーボンコラムの場合は キュッと手首を回す感触で締めるだけ。

 

最後に 前輪を地面から10cmほど浮かして 落下させ 異音がないか確認しましょう。

 

                        by野澤

 

 

 

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