ビギナーズ・メンテナンス チェンリングの裏側を見てみよう
先日のメンテナンス話の中で フロントチェンリング裏側にあるシフトポイントを書かせて頂きました
今回はグレードにより どの程度の加工差があるか‥実際の画像で見てみましょう
【画像はクリックで拡大します】
←SORAの裏側であります。
チェーンが導かれる溝はありませんが
シフトピンに チェーンが効率よく滑る
絶妙な角度で切削加工がしてあります
←105の裏側
SORAに比べチェーンをピンに導く 凹みがプラスされています
←R700の裏側
強度を落とすことなく重量を減らす加工がみれますね
105に比べ シャープな切削加工です。
金属工業製品においてエッジを鋭利にするには
相当な精度が要求されますからコストの増加は
想像以上に大きいです。
←アルテグラSLの裏側
加工が更に複雑になります
溝の端部にも 角度がついているのがみえるでしょうか?
この僅かな部分の角度が チェーンの駒に合致し
チェーンを捕まえるのです。
←7800の裏側
これでもかっ! の美しい切削加工。
私は数年前、 はじめて7800のクランクを見たとき
『なんだかな~ 妙にノッペリしててイマイチじゃないか』
と おもいましたが
この裏側をみて 惚れました!
まさにコストを惜しまぬ 世界に誇れる工業製品です。
←7900の裏側
このチェンリングは 中空という新たなステージを得ました。
計算されつくした滑らかな造型は
シマノ社の並々ならぬ自信を伺えさせます。
by野澤