今日の志木店 ピナレロのヘッドパーツが雨に弱い?
by: 野澤 伸吾

本日御来店の ↑ ホワイト&ブルーのPARIS・・・・

  御客様は・・・『なにか ハンドルが重い 』 と

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  通常のヘッドパーツの調整をまずやってみたが

    なにか変。   なにかが違う。

  この・・・なんかへんな時は要注意です。

   自転車に限らず 何かが違うと感じた時は・・・・・

    その場に留まり 良く調べるべきです。  

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               ↑このピナレロの上側ベアリング

    外してみましたら まったく回らず固着状態。

  そりゃ ハンドリング駄目ですよ。

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            ↑ ボールは錆びています。

    これでは回転しません。  もうこれは

  ベアリングではなく 単なる筒な状態でした。

この時点で 問屋さんに相談。

 

私: 『あの~ PARISなんですが ベアリングが錆びちゃって・・・ 』

問屋さん:『どれくらい お使いで?』

私: 『一年間ですね』

問屋さん:『一年くらいで 雨や汗で錆びる場合があります』

私:『え?たった一年で?  DOGMAはそんな事ないですが?』

問屋さん:『そんの年度のPARISはヘッドパーツが弱点なんです』

問屋さん:『上側ベアリングとキャップの間にグリス塗布すると良いです

 

 

   へー そうなのね

 

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                 ↑つまり この部分のに

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               ↑ こうしておけば 予防になると。

 

          上二枚の画像は 最初のパリとは別物です。 

                    青いパリは新しいベアリング待ちです。 現在、入院中の別のPARISを対策しました】

 

うーん・・・・通常のバイクでは一年であそこまで錆びるのは珍しい。

  では 普通のと ピナレロのベアリング何が違う?

 

     普通のヘッドパーツのベアリングはアンギュラコンタクトで

       ピナレロは単列深溝です。  

 

うーん・・・・

でも その差が防水性に影響あるとは思えません。

 当該深溝ベアリングのシールは 当然、接触タイプですし

  普通のものより 水に弱くは無いのです。

 

  そんな 事を考えながら 別PARISのハンドルを組んでいると・・・・

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                   ↑ この 構造!!

  ★通常のモノなら トップキャップ下にある 

    この 三角錐なガタ止めの部品。

      何故か ピナレロのPARIS以下のモデルは 

  トップキャップの上に位置します。

   ・・・・そうすると ここに隙間ができますよ。

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                   ↑ この 隙間!

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               ↑ この 経路で 汗や水が浸入するのでは?

 

  ★そういえば  DOGMA はこの形式ではないです。

 

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            さしあたっての対策としては

   この三角錐とトップキャップの間に デュラグリスをたっぷり塗ります

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          ↑ プリロードをかけたら 溢れるくらいにね。

    これは あくまで対症療法であり 推測です。

     いずれにせよ 今後の納車時にはここは対策箇所ですな。

     by野澤

 

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